ミャンマーのキハ40、48たち
紀勢線、参宮線からキハ40、48たちが姿を消してから早や1年たちました。そして運用を終えた車両は、解体されることなくミャンマーに行くということでした。ただ、かの地でどのようになっているかは知るすべもありませんでした。 2017年4月5日放映されたNHKBSプレミアム「ミャン...
紀伊長島のキハたち
2012年3月、紀勢線の紀伊長島を通過するキハ40系のアーカイブです。このときは国鉄風ツートン車輛2連運行の快速「熊野古道伊勢路」号(上り)も走りました。
熊野大花火大会6連編成臨時列車走行1周年
今日(8月17日)は熊野大花火大会です。思い起こせば1年前、キハ40系6連編成の臨時列車が、紀勢線最期の夏を粛々と駆け抜けていきました。昨年は、荒天で1日遅れの18日の実施でした。一昨年は、全車ツートン塗装編成で話題を集めた臨時列車編成でしたが、昨年は、キハ25系のお披露目...
キハ40系の終焉、そして「おかえり、名松線」
3月25日から翌26日は、キハ40系の終焉、そして「おかえり、名松線」の出来事があいつ いだ2日間でした。 旧国鉄時代最後の気動車輛キハ40系は、3月25日早朝、紀勢線で雲出川をこえ亀山方面に 、そして多気・伊勢方面へと通過していきました。それ以後は正午過ぎ、参宮線多気駅発...
冬のなごりを春景へかけぬけて・・・
参宮線の沿線ではこの時期、冬枯れの野から始まって早春を告げる菜の花やモクレンの花に至るまで、さまざまな景色がくりひろげられます。 JR東海色と呼ばれる、オレンジ・緑色の帯と車体全体に白を配したキハ40系の鋼製車両が、その中をかけぬけていきます 。
海の上を走る線路と気動車キハ40系
海上を走る鉄道としてその筋ではよく知られた、参宮線の海上築堤は、背後にそびえる朝熊山から俯瞰することができます。その昔、「青春18切符キャンペーン」ポスターで一躍有名になった場所もありますが、それ以外にももちろん適地はあります。いずれの場所も当然のことながら天候と鳥羽湾の潮...
水ぬるむ春
参宮線二見浦駅にほどちかい五十鈴川の支流では、青空の映える川面をわたるそよ風や菜の花の黄色がここちよい季節になりました。 また、伊勢湾沿いの池の浦附近では陽光の下、干潟にあそぶ海鳥の姿を見かけることも多くなり水ぬるむ春の着実な到来を感じさせてくれます。
秘境駅? 池の浦シーサイド駅発・・・・・
参宮線鳥羽駅の手前に、池の浦シーサイド駅と名付けられた夏だけ営業する臨時駅があります。駅の背後は文字通り海(干潟)に面した開放的なロケーションです。平成元年に開業したころは快速みえ号も停車しましたが、今は年間の乗車人数が17人(2013年三重県統計)程度と、某秘境駅なみの実...
宮川の渡し跡を眼下に
参宮線は、伊勢山田の地を目の前にして宮川を渡ります。 宮川は江戸期から明治まで橋がなく、三つの渡しがありました。上の渡し(河端町)、下の渡し(小俣町)、磯の渡し(磯町)です。そして、小俣と伊勢を結ぶ下の渡し(桜の渡し)が一番多く利用されました。そこは江戸時代から桜の名所で,...
桜の春を待たずして
早春の田丸城跡を見上げる搦め手口にある、河津桜のもとを通過する列車に早咲きの桜花がひときわ映える、弥生三月の幕開きです。 同時にまた三月の訪れは、参宮線のキハ40系にとって本格的な桜の春を待つことのない、余すところほぼ3週間の命運を告げるものでもあります。