宮川の渡し跡を眼下に
- MT
- 2016年3月5日
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参宮線は、伊勢山田の地を目の前にして宮川を渡ります。
宮川は江戸期から明治まで橋がなく、三つの渡しがありました。上の渡し(河端町)、下の渡し(小俣町)、磯の渡し(磯町)です。そして、小俣と伊勢を結ぶ下の渡し(桜の渡し)が一番多く利用されました。そこは江戸時代から桜の名所で,現在に至るも春には川沿いの約千本といわれるソメイヨシノが一斉に花を咲かせます。
下の渡し場跡付近にある常夜灯を模したモニュメントを車窓に眺め、列車は宮川を快走します。

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