紀勢線荷坂トンネル 冬至
紀勢線梅ヶ谷駅と紀伊長島駅の間は荷坂峠で隔てられます。列車は重厚なディーゼル音をトンネルに反響させ峠越えにかかります。冬至の夕日をうけて荷坂トンネルを通過した列車はそれぞれ、いくえにも重なる山々が夕映えのなか見えかくれする山間地(上り)や、暮れなずむ海(熊野灘)とはじめて出...
青空 清流 紅葉
紀勢線阿曽駅を発車した多気駅行列車は、やがて大内山川を車窓左手はるか下に眺め進行します。とりわけ晩秋の一時期、青空を水面いっぱいに映してひかる澄んだ水、そして川面に影をおとす紅葉した木々のいろどりは、秋日に輝く列車と絶妙のコントラストを見せてくれます 。
紀勢線 宮川橋梁 暮秋
紀勢線の撮影スポットとしてあまりにも有名な宮川橋梁の俯瞰場所ですが、晩秋の晴天時、三瀬谷15:57発新宮行333C列車は、日没まじかな西日にサイドビューを輝かせ一気にかけぬけます。 惜しむらくは、ここにツートン車両を配置できたらというのは私だけでしょうか。
熊野 徐福伝説の現地を走行する・・・
紀勢線新鹿(あたしか)駅と波田須(はだす)駅の間、徐福(じょふく)が漂着したとされる矢賀(やいか)の磯を眼下に見て列車は走ります。この写真で白く波立つ浜のあたりです。徐福は紀元前3世紀中国 秦の始皇帝に仕えた方士(神仙思想の行者)です。始皇帝の命をうけ、不老不死の仙薬を求め...
2015熊野花火大会臨時列車
2014年は、キハ40系オールツートン車両の話題にわいた紀勢線の臨時列車でしたが、2015年は予想通り(?)キハ25のお披露目バージョンに推移しました。唯一の救 いといえば、三瀬谷発15:12 快速熊野市行キハ40系6両編成の後部2両が、ツートンカラーだったことぐらいでしょ...
キハ40型のミニュチュア模型
最近、Bトレインショーティシリーズ(バンダイ)にキハ40系2色塗装が加わった。 目の前を通り過ぎる列車とくらべ、新車の時はさぞかしとおもえる朱色のカラーリン グも今の色褪せた姿にかえって、雨雪や強風、焼けつく太陽に素顔をさらしてかけぬ けた歴史を感じてしまう今日このごろである。
参宮線開業100年記念列車
平成23年7月21日、参宮線の多気駅から鳥羽駅までの区間が開業100年を迎えました。記念列車として、3両からなるキハ40系旧国鉄風ツートンカラー車が、走行したことはまだ記憶に新しいところです。 前日の大雨の影響もあり、例の青春18切符ポスターで撮影名所になった朝熊山からの俯...