冬晴れ 茶園の緑 列車交換
栃原駅は、三重県多気郡大台町栃原にあるJR東海紀勢本線の無人駅です。駅の開業は大正12年、隣の多気町とのほぼ境界に位置します。
この地は、800年の伝統を持つという大台茶の産地でありよく刈り込まれた茶畑のうねりが駅周辺までひろがります。
駅のつくりは「相対式ホーム2面2線」で列車同士のすれ違いが可能であることから、単線区間を運行する特急「南紀」の列車交換ポイントになっています。
冬晴れの下、枯草と茶畑の緑のコントラストを車窓に映じ、列車交換を終えた「南紀」が名古屋に向かいます。
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