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立春 田丸城跡 旧国鉄風ツートン塗装車

 2016年の立春は、風に冷たさは残るものの、田丸城跡では光の春の訪れが感じられました。天守跡からはきらめく陽光の中を走る、ツートンカラーも鮮やかな列車が遠望できました。また、搦め手口へと通じる土塁や生い茂った大木を、かすめるように伸びる線路にもツートン列車の姿がありました。さらに、背後に城の石垣を負いつつこれまたツートンの車輛が走り去りました。

 参宮線のキハ40系気動車にとって、立春の陽光は今年限りとなることを知ってか知らずか、いつもと変わらぬ表情でそれぞれの終着駅へと向かっていきました。

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